kazutakoLAB -かずタコの電子工作部屋-

電子工作や趣味のあれこれ

倒立振子を作ろう part2:回路を作る

こんにちは。リアル脱出ゲームにハマりそうなかずタコです。

謎解き楽しいですよね。IQサプリは毎週必ず見てました。モヤっと。

 

ちょっとリアルのほうが忙し目だったので、趣味の電子工作にあまり時間がさけずに遅くなってしまいました。辛い。

少しでも時間を見つけて自分のやりたい作業を自分のペースでやらないと、電子工作の楽しい部分を忘れてしまいそうでしんどい。

無理してでも時間を作って進めていきたいと思います。

 

 

さて、本題に入りましょう。

相変わらずトラ技を参考に作業を続けていきます。

リンク先はもう定価じゃないんで、最寄りの書店で探して買うのがいいと思います。

でももう8月号出てるか…

 

 

前回記事はこちら(部品表に少しだけ変更があります)  

 

パーツはそろえてあるので、初めに回路を作っていきたいと思います。

資料の順番的には、まずIMUとの通信ができる最低限の回路を作ってから傾斜計なるものを作るみたいです。

少しずつ作っていけばエラーの切り分けもしやすいですしね、理にかなっているかと。

 

 

…が、私はんだ付けしていると心が安らぐタイプの人種でして

 

 

最近の研究報告ラッシュで荒んだ心を癒すべく、ひたすらにはんだ付け作業がしたい…無心ではんだを溶かしたい…

ということで、最終的に必要なパーツも全部乗っけた回路をこのタイミングで作ってしましました。

 

 

こんな感じ。

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裏面は配線ぎっしりです。やっぱり基板は密度が大事だと思います(面実装マニア並感)

ジャンパは使いたくなかったんですが、電源ラインでどうしても必要になってしまったので断腸の思いで空中配線しました。

 

 

エンコーダ用のピンヘッダがマイコン下にいるという限界配線。

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本当は以前紹介した線対基板コネクタを使いたかったんですが、地味に大きかったので入りませんでした。残念。

 

 

ちなみに回路図はこんな感じです。

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やってることは資料と同じですが、パーツが違うので細かいピンアサインが違います。

 

また、資料ではエンコーダの信号を分圧していましたが、マイコンのリファレンスを見るとだいたいのピンが5V耐圧になってるんですよね。

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stm32f303k8のデータシートより

なんで、特に分圧しなくてもいきなり壊れたりはしないと思います。寿命とかは知らない。

 

IMUの電源はGPIOからとってます。あまり良い配線とは言えないですが、ICが引っ張るのはせいぜい4mAくらいらしいので(データシートより)問題ないでしょう。

 

他に細かい違いとしては、基板が狭すぎたのでドライバ用のパスコンが端折られていることくらいでしょうか。

多分問題ないでしょう。

 

 

テスタでざっくりデバッグしたのち、マイコン版Hello World、Lチカをしました。

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ちなみに私が使っているSTM32の開発環境は、

CubeMX + SW4STM32

です。ここも資料とは違います。

 

サンプルコードの事を考えたらmbed使ってもよかった気がするんですが、柔軟性は上の組み合わせのほうが高いと思うので今回はこちらで強行します。

まあGPIOとか通信関係の関数が違うくらいで、基本的なアルゴリズムの書き方は変わらんでしょう。

その辺は大いに参考にしたい所存です。というかその勉強のために買ったからね。

 

 

 

 

IMUとの通信まで記事にしたかったのですが、少し長くなりそうなので今回はここまで。

それでは、次回もよろしくお願いします。